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「好きにしろよ…。でもさっきみたいに変な感じにさせるのは無しな」
「ははっ!気付いてたのか」
「当然、あんな風になった事ないし…少しだけ恐かったから」
自分が自分じゃなくなり、別の誰かに乗っ取られた感覚。
自分じゃどうしようもなくて相手の要求するまま動き、反応する身体。
理性と本能が別物で存在して否定と肯定を繰り返す苦しさは、俺がブラッドに対して感じている事と重なる。
「恐い……か。そんな風に言われたのは初めてだな、悪かった。どうやらお前は普通の人間よりも心が強いらしい」
「あ…っ」
俺の下半身を脱がしながらこいつは感心したような口振りで言う。
自分だけが脱がされた恥ずかしさに俺が身動ぐと、こいつの指がしなやかに内腿を伝い上がり下腿を割らせた。
「イイ顔だな…そそられる」
「うるさいっ…、早く終わらせろよ」
「分かってるって、だからもっとリラックスしてろ」
他人に身を任せてるのにリラックスなんか出来るはずない。
こいつは無茶な事を要求しながら少し硬くなった俺のモノを掴み、下腿の間に顔を埋める。
「ソレっ……舐めるの…?」
「イイ気分にさせてやるって言ったろ?それにさっきよりも多く出して貰わないとな。この街を消すのは少しばかり骨が折れる」
「ぅあ……、あっ……」
根元からぬるりと舐め上げられ俺は声を洩らした。
その口を慌てて片手で押さえると上目遣いに微笑み、こいつはまだ完全じゃないモノを口の中に収める。
温かい粘膜に擦られて俺のモノは喜悦し、すぐに欲の塊へと変化を遂げた。
「ん……んぅ……ふ……っ」
しんとした室内に水音が響いて羞恥心と感度が高まり、俺の限界までの距離がぐっと縮む。
すると何を思ったのか、こいつは根元を片手で強く締めて射精出来ないようにした。
「あっ…、なにして……っ」
「ちょっとばかし苦しいとは思うが我慢しろよ」
「んっ…く!あっ、あぁっ…!」
とっくに限界が来てるモノをもう片方の手で扱き上げて射精を煽るか、根元を固く握られてそれは叶わない。
陰茎が焼ける程熱く奥で欲が煮えたぎる。
我慢できなくなった俺は上体を起こして手を外させようとしたがこいつはそれを制した。
「我慢しろって」
「これ以上は無理…!もう、イきたい…ッ!」
「まぁ…保った方か。力抜けよ」
「え、何ッ──ぁああ!」
こいつは扱いていた手を放し、その指を舐めると躊躇無く俺の窄まりに挿入する。
そしてその指を軽く曲げ、入口からあまり深くない所の一点を集中的に刺激し始めた。
こいつの予想外の行動に混乱するも俺は弱みを握られたように何も出来なくなり、ただだらしない声ばかりを上げる。
「お前…。ココ、初めてじゃないだろ?」
「っ──!?」
「ココの悦さを分かってるな…、ヒクついて俺の指を飲み込もうとしてる。……なぁ、このままお前のこと抱いてもいい?」
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