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第二章:吉原に迷い込んだ蝶
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あの男は昨日言っていた通りまた来た。
空「真冬」
手を振りニコニコとしながらこちらへ歩いてくる。
僕はわざと驚いた顔をした。
真「おや主様、本当に来てくれるなんて…」
空「うん、約束したから」
真「そうでありんすか」
嬉しそうに笑ってみせる。
すると男も照れたように微笑んだ。
真「さぁ、主様」
部屋へ通す。
空「あっうん」
真「主様お酒でも飲みますかぇ?」
空「じゃあ少しだけ」
酔わせてさっさと帰ってもらおう。
お互い無言で飲んでいると男が話しかけてきた。
空「明日も来るから、そしたら、明日はいいんだよね?」
体だけが目当ての腐れ外道め。
真「えぇ、楽しみにしておいておくなまし」
そう言い微笑みかけた。
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