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第三章:夢か現か幻か
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とうとうあの男と床入りする日が来た。あいつも他の男と同様自分のことしか考えておらず欲を吐き出してし
まえばそれでいいのだろう。
空「ねぇ、きたよ」
真「主様、お待ちしておりんした。」
僕は今日もまたあの男を部屋へ通した。
真「主様床入りの前に何か食べますかぇ?」
時間をできるだけ遅らせたくて食事を進めた。
だが、答えは…
空「ううん、いいや、それよりも、はやく真冬を抱きたい」
真「そうでありんすか、そんなに期待してもらえているならそれには答えないとなりんせんなぁ」
微妙を含みながら僕はそう言った。
真「さぁ主様着物を脱いでおくんなまし」
空「わかった…『主様』じゃなくて今だけは『空流』って呼んでくれない?」
真「わかりんした、空流様」
そう相手の名前を呼ぶと照れたのか俯いてしまった。
それから少しの間沈黙があり手を出してくる気配が全くないので誘ってみた。
真「空流様わちきを抱いてはくれないでありんすか?」
空「ご、ごめん!今更緊張しちゃって…」
真「大丈夫でありすわちきがちゃんとシてさしあげますぇ」
着物を脱がなかったので僕は勢いよくめくった。
そして既に勃っているものを少し撫でてから一気に口に含んだ。
空「あっ…?ぇ?ちょ…ま、ぁ…」
口に含んでから間もなく完全に勃った。
上下に口を動かしていると先走りが出てきた。
空「は…あぁ、口…離し…てもう出る…から…!!」
そう言ったかと思うと僕の口の中に精液が入ってきた。
真「んっ…」
空「ご、ごめん!はやく出して!」
そう言われたにも関わらず僕は口の中で精液をくちゅくちゅと唾液と混ぜていた。
空「何やってるの?!ぺっして!」
次はちゃんと言うことをきいて手に出した。そしてその精液で後ろを解していった。
すると、空流は
空「それ、俺やってみてもいい?かな…?」
真「空流様やってくれるんでありんすか?嬉しいでありんす」
そう言って足を広げた。
その直後空流が上に覆い被さってきた。
空「痛かったら、言ってね?」
自分の心配をしてくれたことについて心底驚いた。
真「わ、わかりんした」
僕が頷いたのを見たあとゆっくりと中に手を挿れてきた。
真「んぅ…あっ…はぁ」
僕は今どんな顔をしているのだろうか。想像もつかないがきっと鏡で自分の顔を見たら恥ずかしさで死にたく
なるだろう。
空「もう、挿れてもいい?」
さっき出したはずだというのにもう完全に復活していた。
真「いい…です…ぇ」
僕がそういうと壊れ物でも扱うように優しく入れてくれた。
真「あぅ…あっ、ん」
空「ふっ…ぅ…」
完全に入れ終えると空流が話しかけてきた。
空「だ、いじょうぶ?痛くない?」
真「へい…きで…す」
空「じゃあ動くね」
負担をかけないように配慮してくれているのかゆっくりと動いてくれた。
だか優しくされるのには馴れておらず逆に辛かった。
真「あっ…やぁ もっと、ちゃんと動い…て 優しいのつら…い」
空「でも、体に負担かかるから…」
この男は一体どこまで優しいのだろうか。
色々な意味で泣きたくなる。
真「はぁん…一回イかせて…」
空「まだ…もう少し待って」
イけないのは中々に辛い。
真「おね…が…い、します…」
空「だぁめ♡」
真「空流さ…まぁイかせてぐださ…ぃ」
空「後で思う存分イかせてあげるからっ」
真「ふあぁぁ!急に、激しい…よぉ」
空「激しいのがいいんでしょ?」
真「あっあっあっ」
空「くっ…締め付けすぎ」
真「ああぁ…!!」
空「くっ…う」
僕たちは二人で果てた。
真「はぁはぁ…」
空「大丈夫?」
真「これが大丈夫に見えますか?!激しくしすぎです!」
空「えっ…なんか、ごめん」
真「もう!本当です!僕ちょっと怒ってるんですからね?」
僕が怒っているにも関わらず空流は驚いた顔をしていた。
真「なんです?」
空「いや、普通の時ってそんな喋り方なんだなって思って」
普通に廓語を使うのを忘れていた。
真「な、なにを言ってるんでありんしょう」
慌てて廓語に戻した。
空「俺は素の方が好きだよ?」
真「なに言って…ん!」
反論しようとすると急に口を塞がれた。
真「んんん!!ぷはっ 何するんですか?!」
空「あっもとに戻った」
真「~~!!!!もう!あなたといると調子が狂います!なんなんですか」
空「俺といるときだけさ、元の口調に戻してよ」
真「規則違反でありんす!」
空「じゃあ部屋にいるときだけ、それならいい?」
真「仕方のないお方…わかりました…部屋にいるときだけですよ?」
空「やった!」
僕が承諾すると心底嬉しそうに笑った。
真「それでは空流様、大門まで送りますね」
空「部屋ではそらるさん!いい?」
真「わかりました」
そう言い部屋を出て大門まで歩いていった。
真「それでは主様、おさらばぇ」
空「また、来るね?」
真「楽しみにお待ちしているでありんす」
僕はそらるさんにそう言った。今の言葉は嘘偽りない本当の言葉だ。
真「次にそらるさんに会えるのが待ち遠しい」
僕は小さく呟やくと、吉原の中に戻っていった。
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