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ごあいきょう?
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ひとりワタワタする瀬野。
…あれ、なんか機嫌悪くなってる?
「瀬野ちゃん、遅くなってごめんねぇ。俺がフラフラしててそこの階段で転びそうになった時、後ろを歩いてた笹本くんが助けてくれて、支えて貰ってたんだぁ」
ね、笹本くん!と、まだ納得していない、なぜか少し不機嫌そうな瀬野に弁解をする。
少々嘘も織り交ぜてあるがご愛嬌、許容範囲だ
瀬野はしばらく考えるそぶりをし、
「ふーん、そ。よかったな、怪我しなくて。笹本もこいつ助けてくれてありがとな」
そう笑顔で笹本くんに言い、なぜか俺の頭をポンポンとした。
思ったよりも早く解決したな、と一安心していると、ムスッと仏頂面の笹本くんがいて。
…ん?なんでムスッとしてるんだろう?
まぁいいや、もう疲れた、いい加減食べようと思い二人に早く食べないのー?と声を掛けた。
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