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ぽろっとします?
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ウーンと考えてみた結果、俺が保健室に行かなければ丸く収まるじゃん、と思い、
「あ、瀬野ちゃん、俺大丈夫だよぉ」
少しビックリして顔が赤くなっただけだからね?と言い、二人を安心させる為にニコッと微笑んでみせた。
「な、ならいいんだけどさ。でも、ガマンせずに体調悪くなったらすぐに言えよ」
「うん、ありがとぉ、瀬野ちゃーん」
またいつものようにどもりながらも、心配してくれる優しい瀬野に、思わず顔が緩む。
そしてそのまま笹本くんを見ると、今だにムスッとした顔をしていて。
「笹本くんも気にしないでねぇ?大丈夫だよ、ありがとぉ。優しいんだねぇ」
緩んだ顔のままそう告げると、なぜか笹本くんは目を少しだけ見開き、手に持っていた食べかけのパンをポロッと落とした。
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