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story39※【R18】
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顔を手で覆い、ひたすら呪文のようにブツブツとそう言う黒木にだんだんムズムズしてきた。
理性を無くしている俺は、黒木の服の袖をひたすら引っ張る。
「もっと、もっと」というように。
『く、ろき...』
「っ!あぁ〜、もう!そんな可愛い事しないで。とまんなくなるから」
『た、すけて。いきた、い』
黒木の顔は顔はもちろん。耳まで真っ赤だ。
こんな顔、はじめてみた。
「珂神、挿れていい?キツかったら言って」
その直後、自分の後ろの穴がだんだん割かれていっているのが分かった。
最初は気持ちいいというよりは腹が圧迫されている感じ。
散々黒木が解してくれたおかげで痛くはなかった。
『んっ...は、はいって...』
「っ、力、抜いて」
余裕のない顔で言われた通りに力を極力抜くと、ずんっ!と一気に奥まで黒木のものが入る。
『ぐ、あぁっ!?』
「っふぅ...入った。痛い?」
『んぅ、んん...。く、るし...』
「痛くはなさそうだね。じゃあ、ゆっくり動くから」
ゆっくり、ゆっくりと自分の中に出し入れされ、前立腺を掠める度に声が漏れる。
黒木のソレはやはり大きくて、挿れた時は穴が割ける感覚も多少あったが、今は気持ちよさが勝っていた。
『あっ、あっ!んっ、んん、ふっ』
どんどん膨らむ快楽に呑み込まれそうになる。
こんな感覚、味わったことがなかったから。
自分のからだが自分のものではないような気がして、でもそんなのどうでも良くて、ただ...気持ちいい。
「珂神、声抑えないで。唇噛むと切れちゃうから」
無意識に噛んでいたのか、既に唇からは血が出ていた。
それに気づいた黒木は、俺の口内に無理やり指をねじ込む。
そのおかげで声がただ漏れだ。
その後「後ろ向いて」と言われため、近くの壁に手をつき、腰をつきだした。
「よく出来ました♪」
そう言ったあと、頭を軽く撫でられ、直ぐに後ろから挿れられる。
今度は少しずつではなく一気に奥まで。
今日一大きな声が出たため、手で口を抑えたのだが、またも壁についていない方の手を後ろで掴まれてしまった。
すると、突かれる場所がずれ、そこが見事にヒットする。
『あっ!やぁっ、んんっ!ふぁ』
「いや、そうにはっ!見えないけどっ」
黒木はストロークのスピードを徐々にあげていき、俺もその時は既に声を抑えることも忘れていた。
『んあっ!?はっ!やっ!は、はやっ』
「っ...。はぁっ」
『んっ、ん、ん、あ、あっ、ああっ!!』
「っっ!!」
二人同時に果て、へにゃりと床に座り込んだ。
そこで俺の意識はぷつんっと途切れた。
ただ、誰かが俺の名前を優しく呼ぶ声が聞こえた______。
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