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6話(6/6)
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「ン、あぁ!ちょ!イったんなら、抜、けよ」
「まだ足んねーんだよ……お前だってイった癖にもう固くしてんだろ」
「そんな事ねーよ、やめろって、や、あっ!やぁぁぁあ!」
突かれる度に壊れた水道のように千尋のペニスは精液を飛ばし続けた。
「あ、っあ……こんなの、ひど、い、あぁ――――!!」
痛みはいつの間にか感じなくなり、その代わりになのか身体はガクガクと震え、流から与えられる刺激に答えるよう精液を零していた。
「ひ……ぃ、も……いやぁ…っ」
もう何がどうなっているか分からなくなり、ただ、早くこの行為が終わって欲しいと願うばかりだった。
「っ……出すぞ」
「んぅ、あ…あ、あぁ……!」
一際強く腰を打ち付けられ、二度目の流の射精をアナルの奥で受け止め、ぴゅくりと色を失った精液を飛ばし千尋はベットに崩れ落ちた。
ペニスが外へ出ると大量に吐き出された精子がドロりと溢れ出して来た。
「……気ィ、済んだか……?」
「一応はな。お前こそ大丈夫かよ」
「これで大丈夫に見えるならオレはお前に眼科に行くように薦めてる」
「悪い……」
「別にいいよ。でも、一応オレ……初めてだったんだからな、最後まですんの」
ポツリと恥ずかしそうに告げると、返事がなく。
痛む身体に鞭打って後ろを振り返ると、またしても顔を真っ赤にさせた流が口をパクパクさせてうろたえているのが一目で分かった。
「え、だってお前、ケツ自分で弄ってたから……経験あんのかと」
「ねーよ!だから痛いって何度も言った…ってー……腰も、あとケツもマジでヒリヒリするんだけど」
どうしてくれるんだよと、睨んでみれば流は申し訳なさそうに頭を掻いて「ちゃんと面倒みてやるから」と優しい言葉を投げ、タオルを用意するとベッドから離れていく。
余程申し訳ないと感じたのか、水を持ってきたり風呂の準備をしてくれたりと宣言通り流は世話を妬いてきた。
(やっぱりいい奴なんだな)
そう思うと同時に千尋の中で流は照れ屋で実はいい奴の絶倫、という肩書きが完成したのだった。
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