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2話(3/4)
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「その辺に座って」
そう言って男は扉に鍵をかけた。
連れられたのは学校の保健室で独特の薬品の匂いが鼻を掠める。
座れと促されたが、正直もう身体は限界寸前。
頭の中はイく事でいっぱいだ。
コートを椅子に掛けた男は千尋の異変に気付き、手を引くと側のソファーに座らせる。
素早い手つきでコートを脱がせ、躊躇いなくズボンのベルトまでも外していく。
そこでようやく千尋は何をされているか気が付き慌てて脱がそうとする手を止めた。
「な、なにしてんだよ!」
「手っ取り早く発作止めてあげようとしてるだけだよ。いいから任せて」
任せて、と笑顔で言われてもズボンを降ろされ下着を丸出しにされていて何をされるか分かってしまった以上、任せられる訳がない。
しかも相手は名前も知らなければ出会ってまだ1時間経たない相手だ。
それに。
千尋は他人との性行為は未経験である。
「ちょ……自分でどうにかする、あぁッ!」
ビクンッと身体が派手に跳ね上がった。
ペニスに生暖かな何かに包まれたような感覚がし、直ぐに咥えられたのだと理解する。
信じられない光景に目を疑い、何とか男を引きはがそうと頭に手を置くが絶え間無く与えられる快感に力が入らず、まるで自ら強請るように見えている事にさえ気付かない。
こんな事、いけない行為なのに。
頭では分かっていても発作のせいか抵抗したくても身体が言う事を聞かない。
「や……やめ……あ、あぁ……っ!」
他人に咥えられているだけ。
それなのに自分で快楽を求める時以上に気持ちがいい。
同じ男だからだろうか。
どこをどうすれば感じるかを知っている。
裏筋を裏下から上に舐め、ジュプジュプと激しく舐め扱かれ理性なんて物は吹き飛んでしまう。
「んゥ、イく……から離し、あ、あ……あぁ―――――!!」
つま先までピンッと反らし、なけなしの理性すら届く事はなく、千尋は男の口に精液を吐き出してしまった。
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