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篠崎さんが帰り部屋の中が静かになる。
「さーて、風呂に入るかな。愁も一緒に入ろうな」
「また、入るの」
「んー?そうか、朝も入ったな。でも外に出たし入っても問題はないだろう」
「そうなの」
朝も入ったのに夜も入るの不思議な感じ。まだ一人で入るのは怖いから一緒に入ってくれるのはほんとにありがたい。
無事に入り終わり、体もポカポカして暖かい。
「俺は仕事するけど愁はどうする?」
どうしよう。特になんにもやりたいこともないし。
「眠くなるまでここでテレビでも見てるか」
ソファーに座ってテレビを見ている。隣では藤宮さんが仕事をしている。
徐々に眠くなってくる。このまま寝ても怒られないだろうか。
「…ふじみやさん」
「ん?どうした?」
「ねても…おこらない…?」
「おう、おやすみ」
この人はほんとに優しい。
そう思いながら僕は眠りについた。
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