アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
傷だらけの狼
-
やっと男を部屋へと運び終わりとりあえずソファーに寝かす。
当分は起きそうにない…
さてどうしたものか。とりあえずボロボロだからな~
当分起きそうにはない。
仕方ない。すぐそこのモールは11時まで開いている。今は9時半。よし急いで行ってこよう。
☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆*:..
モールにて
いちよう起きた時勝手にいなくなられても困るので置き手紙で
『アンタの服買ってくるから大人しく待っといてくれ,心配しなくともお前わ襲う気も売る気も何もねぇから安心して寝といてくれ,腹減ったら冷蔵庫に入ってるもの勝手に食っていいから大人しくしとけよ,紫苑』
って置いてきた。
大人しくしといてくれればいいんだが…
紫苑「すんません,身長180cm前後やつが着れるのメンズ服ってありますか?」
店員「ありますよ~,えっと緩めの服かきっちりした服どちらがよろしいでしょうか?」
あいつ怪我してるからな…
紫苑「じゃあ濃い色の緩めの服でお願いします,あとジーンズとかも何枚か…」
店員「おまかせとゆう形でよろしいでしょうか?」
紫苑「あっはい,値段は気にしないんでお願いします」
あぁきっと財布の中の諭吉さんたちが旅立っていくんだろうな…。
服を選んでもらっているあいだにあいつの下着とか靴下とかシャツとかも選んで買った。
はぁ本当俺何やってんだろ…
にしても…先生が言ってた通りだな。なんかモールの中も族関係の人達がウロウロしてる。ここに来る時も見たが…何かあったのか?あいつも族とかに入ってんのかな…
店員「お待たせしました」
紫苑「ありがとうございます」
とりあえず帰るか…
☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆*:..
そして家
紫苑「あっ」
冷蔵庫の中にあった食べ物が結構なくなっていた。
1回起きたのか…まぁ今はぐっすりだが…
とりあえずぬるま湯とタオル,救急箱,さっき買った下着たち&パジャマを用意した。
血まみれで汚れた服を脱がしタオルで汚れや血を拭きながら傷を手当していく。
病院に行った方がいいとは思うがこいつは行きたくはないだろう…。
酷いところは保冷剤などで冷やし縫った。
やったことはないが知識だけはあったため良かった。その上から薬ガーゼ包帯をして服を着せた。
頭も大きめの入れ物に入れたお湯で綺麗に洗ってやった。その後ベットへと移動させた。
紫苑「ふー疲れた…」
暖房を緩くしてつけて部屋を出た。
風呂入ろ…
紫苑「ふぅ…明日は学校行けそうにねぇな,休むって連絡入れねぇと」
風呂から出て頭を拭きながらそう考えていた。
とりあえず寝室に向かった。
紫苑「ぐっすり寝てんな…」
まるで狼…
紫苑「傷だらけの狼さんはどこから来たのか…なんか絵本みてぇだな…」
俺も狼の手を握りそう呟いた。
子守唄を歌っていたらいつの間にか寝てしまっていた
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
7 / 24