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「ちょっ、どこ、どこで召喚陣書いたんだよ!」
「こっちだ」
ウィスに言われて、コバルトと共に、慌ててそちらに行くと、ほのかに召喚陣が光っているのが分かった。
色は、薄い紫か。複雑過ぎてなに書いてあるか、さっぱりわからねぇが、これがウィスのいう魔法陣だというのは、すぐに分かった。
というか、既に光弱くない⁉
「すまぬ。試しにやったら、開いてしまった」
「はぁ!?」
てへぺろしているウィスを本気で殴りたくなった。
嘘だろ! おい! ふざけんな!
「コバルトはやくいくぞ!」
「待てトール!」
後ろから静止のような声が聞こえたが、そのままコバルトの襟首を掴んで、俺は召喚陣の中に飛び込む。
召喚陣に触れた瞬間。ふっと体が軽くなるのを感じた直後、ぱんと光が弾ける。思わず閉じた目を開けた瞬間。
「……え?」
目の前に広がっていたのは、あの日、俺が落ちた高校の屋上だった。
ーーー
本日短くてすみません!
明日もう少し長めに書きます! ごめんなさい!
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