アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
笑顔が一番怖い
-
俺がついた時にはあいつらはボロボロだった
普段ならぶっ飛んでグチャグチャにしていたが
今はそれはできない、相手は東京総出で指揮をとってる
下手に動けば地元もたまったもんじゃない。
だからひたすらこらえ、窮地に立たされた
この状況をどう打破するか頭をフル回転させるしか
方法はなかった。
わらわらと群がってくる奴らを見て
心底ため息がつく。こいつらもまた、いきがってるだけのただの阿呆。そんなもんかと呆れてしまう
左久良組は俺を見るなり鼻で笑い始める
「これが噂の3区最強のボス霧島彼方だぁ??笑わせてくれるな…なに?3区ってそんなに弱くなったわけ?落ちぶれかよwww」
まじの雑魚出てきやがったとそいつらは笑い転げてる
もう笑わせておけばいい。俺には新太郎組を取り戻さなきゃ行けないことしか頭にはない
相手を逆立てないように言葉を選びながら口を開く
「俺んとこの新入り可愛がってくれたみてーで…本当に遊んで頂いてありがとうございます」
「ケッ…頭ぺこぺこ下げやがって、おめーみてぇなチビ興味ねぇわ。ワンパンじゃん?」
ごめん、前言撤回だわ
こいつら殴ってもいい?真面目に殴りたかった
腹立つ、くっそ…殴りてぇ……
でも新太郎組のところにはナイフを持った
男が数人いた。
ここで殴れば新太郎組に被害が出るかもしれない
下手に動いたら確実にやられる
そんなの馬鹿な俺でもわかっていた
堪えるしかない。
そのうち左久良は俺に近ずいてくる
俺は目をそらさずキッと睨みつけた
「お前、一番可愛いな。本当に頭はってんのか?おめぇー身長150代だろ?まだママのおっぱいチュパチュパしてんの?ヒヒヒっwww」
「そうですねぇそれもそうですが…」
「あぁ?」
「もうそろそろ第1反抗期でしょうか」
そう言っていかくする。
おめーの言うガキんちょになってやるよ
相手の顔がどんどん歪んでくるのを見て
こんな状況なのになんだか楽しい…
なんて思うのはおかしいか
「かわいげのねーやつだな」
そう言うと胸ぐらを掴まれた
これは流石に俺は我慢出来ない。
左久良が俺に反応し始めると
下っ端どもも俺に気を取られ始めていた。
すきを付くならいまだ
俺はあいつらに目で指示をだして
ニコニコしながら胸ぐらをつかみ返す
「しかし、そろそろあなたがたはオムツを交換しないと行けませんねぇ。あら?小学生にもなってオムツつけてらっしゃるんでしたっけ?さぞ親御さんは大変でしょうね」
「てめぇ!!!なんだと!!」
そう言うと殴りかかろうとして腕が飛んでくる
こんな状況にも関わらず
彼方はニヤッと笑いながら
どこか。楽しんでいるようにみえた。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
33 / 85