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萎えた松茸
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「「いただきます!」」
美味そうにご飯を食べる姿は見ていて楽しい
作ってよかったって思えるしなんだか俺もみんなで食べることでおいしく感じるからだ。なんかいいなこう言うの
「そう言えばかな、コスプレ決まった?」
げ…それまだ覚えてたのか…
俺には考えたくなかった事なので頭の片隅に
封印しときたかった。
「あーカレー美味しいなぁ〜!」
「学祭楽しみだね」
「うっ…」
そうボソリと呟く先生に
うっ…と声を上げる
そんなに可愛い顔で見つめないでくれ
頼むからそんな顔っ……くそ…負けだ!
「…がんばります…」
これ池羽効果だろうか、久しぶりの影響力は
通常の判断までも鈍らせるようだ
やりたくないのに何が頑張りますだよ
「先生、かなの女装楽しみっすよね」
「うん、すごく」
うわ…プレッシャーだよ、
やめてくれ頼む。
「俺なにきんの…?それだけは聞かせて…」
「何着もあるらしいよ〜、コンテストとか時間ごとに衣装替え入るらしい。うちの学校家庭科特価してっからみんなやる気満々なのさ!かなにコスプレさせられるーって!」
マジか…三度の屈辱を味わわなきゃいけないとか
死にそうなんだけど…マッシュルームがすごく萎えてるんだけど…あ、松茸というべきか
「俺…楽しみ」
「…くそ…覚えとけよ先生…」
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