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デート行こう
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「なー、ママー?」
「だからママじゃねぇって…」
「ママーデート行こっか」
「だから。ママじゃ…ふぁ?、」
デート?朝飯を食ってた手も止まって呆然とする
休みの日は決まって俺のうちに泊まる先生だが、
家に来る以外特に何もすることなんてなかった
ただのんびりして、飯食って、風呂はいって
寝る、それだけだ。
たまに新太郎や、芳川など、宴会が開かれたり
するのだが、そんな時はいつもの爽やか先生になって
時に勉強を教えたり俺の家族たちを
よく面倒見てくれていた
そんな先生がそこにいるだけで、満足していたのかも
しれない、俺からどこかに出かけようなんて
言おうとも思わなかった。
「デート、どこ行きたい?」
「い、行きたい…とこ?」
「うん。」
カップルで行くところ?
いやいや、そんなはずかいしところ
男二人で仲良く行けるわけない
ましてや年頃の不良が
そんな可愛らしいこと出来やしない
どうしよう…もうわからない
「あー。えーと、どこでもいい」
「どこでもいいって言ったな?」
「は??」
にたぁと悪い顔をして後からぎゅっと抱きついてくる
何を企んでるのか聞いても答えてくれず
時間に身を任せるしかなかった
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