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実家
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学校終わり、俺はヘトヘトになりながら実家へ向かった。正直行きたくない。でもそんなこと言ってられないし
仕方ない、と言ってしまえばもうそれで終わりなのである
体があっついし、多分熱があるのだろう。
朝から調子が悪かったのだが、午後になるにつれて体調が落ちていくばかりだった。
尚更行きたくない…もう家で寝てたい。そう切実に思った
「…くそ。」
家の前でボソリと呟いて中へと入る
「あら。遅いじゃない彼方」
「申し訳ありません…」
「顔真っ赤だけれど、あなた…菌でも持ってきたんじゃなくって?汚いわね…」
そろそろ俺もキレてもいいと思っていた。仮にも息子にその言い方あるかと思う、ほんとにこれだから…
愚痴っても仕方ない。補助バッグから茶封筒を取り出して、母親に手渡した。中身を見るなり「少ないわね…」なんてほざきやがって、尚更腹がたった
「今月はこれで勘弁してください。お宅の旦那様のポルシェの足しに給料差し引かれてるので、もうこれ以上ありません」
「それとこれとは違うわよ!貴方が持ってこないと愛衣におやつ買って挙げられないでしょ!」
愛衣って言うのは実質妹だ。関わりのない大家の娘だが、それにしてもだ。おやつ如きに6万も使うか?バカにするも大概にして欲しいと内面、母親は未だ機嫌が悪かった
「ごほっこほっ…」
「やだ、ちょっと!やめなさい!早く帰って!もういいわ!おかねなんて!」
「はい…では失礼します」
言うだけ言って追い出すってか。あー!もうイライラしてたまんねぇ。
心に余裕が無いのか、いつもはスルーする所まで気にし始めた俺はもう、熱が高かったのもあって
頭も回ってなかった、
「なんなんだよ…ほんと。早く帰ろ…ごほっこほ」
今月は1万でなんとか生活しないと…
まだ2週目も終わってないというのに、半月…どうしたものか。やむを得ない貯金崩すしかなさそうだ
せっかく貯めてるお金もこうやって少しずつパーになっていくと、もう働かなくてもいいんじゃないかななんて思い始める。
ダメだダメだ、しっかりしろ。
俺にはあいつらを見なきゃなんねーんだ。
3区のヤツらを…
作者トークタイム
お久しぶりです。お気に入り増えてて驚きました。
しおりもありがとうございますΣ(OωO )
もう感謝感謝です。
早く卒業しないかなぁ、と思いながらも、
卒業後のネタはわんさかあるのに、
進路どうしよう…このあとどうしよう…みたいなのに悩まされてました〜笑
自分の進路か!!って突っ込みたくなりますね笑
更新遅くて申し訳ないです
リアルでバイトが…ぎゃーーーー!!って感じになってて考えるにも考えられないっ!!もう!さっき店長に間違って行きたくないですって言ってしまいました。
(-_-;)ホントカ・・・オイ…
(その後の事は…ご想像にお任せします)
(´˘`*)もう、死ぬ気で頑張りますので語彙力皆無な自分にもう少しご自愛ください…(-人-)
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