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会長補佐のお仕事
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「じゃあ、早速櫻輝には俺の仕事を手伝ってもらう。成績優秀な櫻輝なら、楽勝…かもな?」
嫌な感じっ…!
「ははは生徒会長何をおっしゃる。僕は大したことないですよ?」
少し嫌味を混ぜて言ってやった。
すると海音さんは言い返されると思っていなかったのか、驚いている。
僕だってむっとしたんだから!!
「はは、これからが期待だなぁ」
期待されて嫌な気持ちにはならない。矛盾してるかな?
「ま、僕にできることなら協力しますよ?生徒会長って大変そうですしねー」
実質、父さんの仕事たまに慣れるために手伝ったりしてたから自信はある。
「あぁ、確かに会長ってのは仕事が多いかもしれないな…でも、その分お前が俺を楽しませてくれるんだろ?」
海音さんはニヤリと笑い、僕の方を見た。
「もうっ!いい加減にしてください!!怒りますよっ!」
「もう怒ってんじゃねぇか!!!」
あ、…………うん、まあノーカンノーカン。
「それじゃ、早速流れ的な説明するな。」
「あ、はい!」
海音さんはさっきと違い引き締まった表情になった。
流石生徒会長って感じだなぁ……
「まず、業務中とかは常に一緒に行動って感じかなー…来年引き継ぐための勉強みたいなものだから。あとは普通に生徒会としての仕事をこなしていけば大変なことはないと思うぞ。ただ、行事とかは生徒会主催が多いから忙しくはなるがな。」
「えっ、…一緒に行動…ですか……」
「お前、嫌だとか言わないよなぁ?」
いや、嫌ですよ!!!!もう全力拒否したいですよ!!!
言えないけど。
「あー、はいはい。わかりましたわかりました。生徒会は明日から本格的に参加でいいんですよね?」
「あ、あぁ。」
「それじゃ、また明日。さようなら。ヤリチン海音さん?」
もーう我慢の限界だ。言っちゃったよ…w
もう、どうにでもなれ!www
「はっ?ちょ、おま(((バタンッ」
僕はとっとと生徒会室を出て寮に行った。
「っ…チッ…なんなんだよ、ったく………」
海音さんがなにか呟いてるとも知らずに……
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