アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
9
-
「抵抗しないんだな」
僕の首筋に竜一の唇が押し当てられる
2回目の時……
アゲハのベットの上で、竜一は僕を背中から優しく抱きしめる
…この一瞬
僕は、この一瞬が愛おしい
この瞬間だけは僕のモノ――
……!!
だけどすぐに後頭部を掴まれ、ベットに顔面を押し当てられる
乱暴に……
「アゲハ!」
天国から地獄へと落とされる…
これは僕の罰だ
ほんの一瞬でも温もりが欲しかった…
僕の……
ズボンとパンツを一緒に掴まれ、乱暴に下ろされる
次の恐怖……
僕はシーツをぎゅっと掴む
熱いモノが押し込められ、僕は軽く悲鳴を上げた
鈍い痛み――
「――……ッッ!!」
言葉にならない痛み……
…苦しさで意識が遠くなる……
事が終わると
竜一は僕をベットに残したまま煙草を吸った
「何で言わなかったんだよ、アゲハに」
まるで言って欲しいような口ぶり…
「…僕にだって、守りたいモノがあるから…」
「何だそりゃ…」
少しだけ竜一が笑う
多分竜一は、兄弟愛だとか思っていたのだろう…
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
9 / 31