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どうして樫井がこんな事をしたのか
僕には理解できなかった
「………」
脳に直接音楽の振動が響く
樫井の笑顔が滲み、歪む
…あれ
指先が痺れる
…はぁ、はぁ、
視界全体が歪み
体が熱くなる
「大丈夫…?」
樫井に体を支えられる
…甘い匂い
樫井の首筋から香る匂いに
胸の奥の柔らかい所を、きゅっと掴まれる
意思とは別に
僕は樫井に体を預け、胸に顔を埋める
「別室に行こうか」
樫井に支えられたまま
僕はパーティ会場を出た
何処を歩いているのか解らない
足元がグラグラし
地面が波を打つようにグニャリと曲がる
足を捕られないよう
樫井の腕を必死に掴んだ
…はぁ、はぁ、
気付けばベットに倒され
樫井が上から僕の顔を覗きこんでいた
「苦しい?」
樫井の笑顔が歪む
「…あつ、い……」
服が…邪魔……
着ていた服の裾を上げ
素肌を空気に晒す
服が肌を掠めただけで
快感物質が脳内に広がった
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