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樫井の顔が近付く
「…アゲハ、好きだ」
樫井の手が
僕のまくり上げた服をどかし
僕の唇を露にした
そして
蕩けた様な瞳で
抵抗できない僕の、唇を……
「……ゃ、ら…」
意思に反して
体が疼く
それでも僕は反発し
顔を背けた
「…クス」
だけど樫井は
赤子の手を捻るかのように
僕の顎を掴み、正面に向かせる
そして、愛おしむように目を細めた
…この人は
僕じゃなくて…アゲハを……
アゲハの代わり…に…
……
重なる唇
侵入し絡まる舌
嫌な筈なのに……
嫌なのに…
「…、ぅんっ!」
目尻から涙が溢れ零れる
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