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その部屋には、ベッドとパソコンがあるだけのシンプルな部屋だった
「ここで撮影しましょうか」
そのベッド近くには、ハンディカメラを持ったモルが立っていた
そしてベッドには、凌がよく連れている後輩の一人がバスローブを羽織ったまま座っている
「…え、男っすか?」
バスローブの男が僕を見て驚いた顔をした
「ええ、そうです」
「シンさん冗談キツいっすよ…
頼まれればどんなブスでもババアでもヤってきたけど
俺、男になんか立たねぇっす」
「…贅沢な要望ですね」
シンはポケットから何やら取り出した
「役に立たないのであれば、もう必要ありませんね
切ってしまいましょうか…」
シンの言葉にバスローブの男の顔が引きつった
"あの人、人当たり良くて一見いい人なんスけど
何考えてるかわかんねートコあるし…"
"…あンま、深入りしない方がイイっスよ "
モルの言葉を思い出す
ここで
何人もの女性が
ビデオを撮られながら、レイプされて…
それを売って……
想像しただけで、吐き気がした
「早く準備してください」
シンに背中を押される
カメラを持ったモルが、渋い顔をしたまま僕の手首を掴んでベッドに誘導した
「………」
バスローブの男は、苦い顔で僕をベッドの中へ引き寄せる
その様子を、ドア付近に立ったシンが腕を組んだまま凝視していた
モルがビデオを構える
バスローブの男は、乱暴に僕をベッドに仰向けに倒す
そして僕の腰辺りにまたがった
「…かわいーなぁ」
先程の顔とは違い、厭らしい顔に変わる
「可哀想に、こんなに怯えちゃって…」
そうは言っていても、男のモノは小さいままだった
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