アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
何光年も越えて1
-
う「なぁ坂田」
さ「なぁに?」
う「俺たちの見てる星あるだろ?」
さ「?うん」
う「あの星ってな、何光年も前の光なんだよ」
さ「ん~ようわからんなぁ」
う「地球と一つの星との距離ってすごく遠くて言葉では言い表せないほどそれくらい遠いんだ」
さ「へぇ~」
う「でも星にも寿命があって約60億年くらいなんだ
それでも長く感じるけど光年に比べれば全然短くてだから簡単に言うともうこの世には存在しない星もあるんだ」
さ「なんかすごいなぁ、じゃあ光が地球に届いてるだけってこと?」
う「そうなんね」
さ「てことはさ、その届いてる星の最後尾?って言い方おかしいかもやけどそれが地球に届いちゃったらその星はもう物理的には消えてるけど人の意識的にも消えるってこと?」
う「うん」
さ「それは、寂しいなぁ」
う「まぁでもそれは星にとったら人間が寿命がきて一生を終えるのと変わらないからな」
さ「そういうもん?」
う「そういうものだよ」
さ「なんか星のことに詳しいなぁ」
う「普通だよ、俺たちからしたら」
さ「そうなんやw」
う「うん」
坂田side
上のような会話を繰り広げたのも少し前の話
なんであんな話を持ちかけてきたのかは謎やったけど面白かった特に気にしていなかった
うらさんが急にあんなことを言い始めるまでは…
う「なぁ、俺浦島坂田船やめるわ」
さ、し、セ「は?」
セ「え…それ、どういうことです?」
う「言葉の通りだよ」
し「っ!なんでそんなこと言うん?!俺たちは四人で浦島坂田船だって言うたやろ?!」
う「ごめん」
さ「やめる理由は?」
う「…ごめん」
さ「違うねん!謝ってほしいんやない!やめる理由を教えてほしいんや!」
う「それは…無理」
セ「教えられないってことですか?」
う「うん」
し「なんで教えられないん?理由きかな誰も納得せえへんで?」
う「……誰だって人に教えたくない秘密の一つや二つあるでしょ?」
セ「だからって…」
う「ごめんもう行くじゃあな」
さ「待って!」
うらさんが走り出すから追いかけた
理由きかないとっていうのもあるけどうらさんが走り出した瞬間頬を伝う滴が見えたから…
パシッ
さ「捕まえた」
う「さか、た」
さ「なんで泣いてるん?」
う「だってぇ、俺だって…やだもん!で、も俺、消えちゃう…から」
さ「消える?なにそれ?」
う「えっと…グズひっく」
さ「ゆっくりでええから落ち着いたら話して?」
う「う、ん」
うらたside
泣いてる俺の背中を坂田はさすっていてくれた
もう、話せるかな?
う「あのね…」
さ「うん」
__________________________
終わりかたがおかしくてすみませんね
毎回のことですが…
てかしょっぱなから頭のこんがらがる話ですみません
でも自分たちが見てる星が実はもうこの世には存在しないって思うとなんかすごい面白くないですか?
天体のことだけは唯一理科で好きなんですよねw
なるべくはやく更新できるようにするので楽しみにしててください!
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
12 / 23