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濁った後悔ごと 殺してしまえ
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坂田side
さ「帰ったで…」
し「おー!お帰り!…あれ?センラくんは?」
一番きかれたくなかったことをきかれた
さ「セ…センラは、外におるよ…」
し「なんで外におるん?」
さ「そ、れは…」
し「…センラくんに何かあったん?」
さ「…っ」
言えない…死んじゃったなんて
し「坂田?」
さ「センラは…紅椿のやつに殺された…」
し「…そっか……」
さ「まーしぃ…ごめん」
し「坂田は悪くないから…」
さ「…でもっ」
し「平気やから…今は一人にしとてくれへん?」
さ「わかった…ごめん」
まーしぃ強がってるのばればれやわ…
平気なはずないのに…辛くて辛くて仕方ないはずなのに…
全部僕の所為だ…油断などしなければセンラは…
さ「ははっ」
口元から乾いた笑いがこぼれる
そしてすぐに涙が溢れてきた
なぜこんなことになってしまったのだろうか
全てをうらさんの所為に…紅椿の所為にしてしまえばどんなに楽だろうか
だが今回のことは自分にだって相当な非はある
いや、もしかしたらほとんどが自分の所為かもしれない
そう思うとやるせない気持ちでいっぱいになる
けれどいつまでもそうしていられる程この世界は優しくはない
覚悟を決めなければ…
うらさんを殺すという覚悟を…
あの時決めたと思っていたがそうではなかったのだ
だから早急に決めあの人をこの手で…
Continued on next page
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地道に書き続けなんとか更新できました!
またできるだけはやく書きますのでなにとぞ見捨てないでください←
それでは!
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