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確かに祐輔は遅かった
いつもならもうとっくに店に来るはずだった
ウエイトレスの彼女はもう帰り支度を始めている
「…そろそろ」
コーヒー一杯で1時間待ったが
目の前に店長も現れるしもう限界だった
テーブルの端にあった伝票を掴むと、それを店長が阻止した
「頼むよ…
もうすぐ閉店になるからさぁ」
いやらしい目が僕を捕らえた
―…あぁ、もううんざりだ…
伝票から手を離すと財布から小銭を出した
テーブルにそれを置くと、僕はすぐさま立ち上がる
「なぁ、今日だけでイイんだ…」
店長はしつこく食い下がる
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