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祐輔がいない時はいつもこうだ
この男はどういう訳か僕が気に入った様で
決まって一人の時はこうして近付き、二人で酒を飲もうと誘ってくる
祐輔の事がなければ
こんな店にはいたくない…
「先に上がりますね」
私服に着替えたウエイトレスは、事務的に挨拶をすると関係者専用出入口へと向かった
それを聞いた様子もない店長が、必死で僕の腕を掴んだ
その瞬間体中に寒気が走り、僕は怒りに任せて振り払った
「はなせっ!!」
…はぁ、はぁ、
怒りのあまり呼吸が乱れる
それを見上げた店長はゴクリ、と喉を鳴らした
……!!
気付くのが遅かった
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