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それは何日か経ったある日
いつものように僕は男にいいようにされていた
「はや、と…
感じる…すげぇ…」
パンパンと肌を打ち付ける音が響く中
…ヴ…ヴヴ…
不気味な声が聞こえた
何度も聞こえた為か
男は途中で僕から離れ
声のある方へ近づいた
「うるせぇな……まだ、生きてたのか」
男はしゃがみ込んだのか
僕から姿が見えなくなった
厨房の奥の様子は
声と音で感じとらなければならなかった
「…今楽にしてやるよ」
嫌な予感がした
「ヴヴゥッッ…」
苦しむ声が響き
僕の体は震えた
「よし…」
男が僕の前に戻ると
体には返り血を浴びていた
…殺し…たのか
ニタリと笑う男に
体中が寒気立つ
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