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手足を縛られ、自由を奪われていた僕は
男の声しか聞こえない
「食料が思ったより減ったな…」
そう言いながらも、むしゃむしゃと何かを頬張っていた
キコ、キコ、と金属の擦れる音がした後
厨房から姿を現した男の手には
缶詰めがあった
「メシだ」
目の前に置かれたそれは、ホールトマトだった
先程の血を連想され
僕は吐き気がした
…はぁ、はぁ、…
いつの間にか缶詰めは倒れ
中身が半分溢れていた
その横で僕は
四つん這いにされ
男に支配されていた
腕に力が入らず
ガクガクと震える
…もうずっと
水を飲んでない…
カラカラな喉はひっついてしまいそうで
息をするのも苦しい
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