アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
.
-
「ご馳走様です」
「いーえ。美味しそうに食べてくれるから見てて楽しかったよ」
「人の食べてるとこガン見しないでください」
久しぶりにちゃんとした飯を食った気がする…
そのまま帰るのも悪いからせめて皿洗いくらいはしようとカウンター内に入る。
「いいよ座ってて」
「いえ、やらせてください」
「…じゃあお願いしようかな?」
くしゃくしゃと頭を撫でられて、お兄ちゃんがいたらこんな感じなのかなあなんて考えた。
「俺じゃあ少し裏行って準備してくるから、今は営業時間じゃないから誰も来ないし好きにしてて」
「はい」
ちゃっちゃと終わらせようと腕まくりをする。
取り掛かろうとしたその時。
「おはよーございます」
「え」
「……あれ」
誰も来ないと言われたからまさかドアが開くなんて思ってなくてそっちを見たら、制服のセーターとネクタイを外してワイシャツをだらしなく着てる玖音がいた。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
53 / 265