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ぱん…ぱちゅ…っ!
「ぅ、…うぐ…っ」
うつ伏せにされて片腕を引かれて深いところまで繋がる。
狭い中を無理矢理出入りする激しさにじわりと涙が浮かんだ。
「ぁ゛…ッはぁ…ぁ」
「……」
気持ちいいはずなのに、心が繋がってるって実感出来なくて不安になる。
…どうしよう怖い、玖音じゃない人としてるみたいで怖くなる…
「ぅ、くぅ…、ぉ…」
上半身がべったりとベットに沈んでるから顔が見えなくて必死に名前を呼ぶ。
激しいセックスは何度もしたけどこんな一方的なのは初めてだった。
誰としてるかわからないなんて錯覚に陥りそうで怖くて腕を掴んでる手に反対の手で触れた。
ただ機械的に腰を動かしていた玖音がハッとしてこっちを見た。
目が合う、それだけなのにほっとした。
「…ごめ…僕…」
ここまでの経緯をあまり覚えてないのか俺を見てしどろもどろになってた。
大して慣らされないで挿れたから血が滲んでるであろう繋がってる後ろを見て慌てた様に抜いて「ごめん…」って何度も謝った。
…こんなに余裕ない玖音なんて知らない。
泣きそうな彼を安心させたくて眉を下げて微笑んで見せた。
「だい、じょぶ…だよ」
「…ごめん…」
しゅんとしてる玖音と向き合って座った。
ズキズキ痛むけど…そんなの気にしてられない。
「…玖音になら…何されてもいい…」
「…和く…」
「俺がいいって言ったの…だからそんな顔しないで…?」
髪を撫でて首筋に顔を埋めた。
息を鼻から吸い込めば玖音の匂いがするからそれでよかった。今触れてるのが君だとわかるなら…
何されてもそれが玖音なら平気、本気でそう思えたんだ。
「……それ反則…」
玖音が小さく呟いて俺を力いっぱい抱きしめた。
今回の最中で初めて抱きしめてくれてそれだけで一気に身体が熱くなる。
…嬉しい。好きな人とするのってこんなに幸せなことだったんだ…
正面から抱き合えばそのまま後ろに押し倒されて今度はゆっくり、俺の中に入り込む。
自然と足が玖音の腰を引き寄せるように絡んで深くまで繋がる。
広がった中はあっという間に飲み込んで快楽を生んでやっと心が繋がって嬉しくて中がきゅんって疼くのがわかった。
さっきまでの激しい突き上げじゃなくて俺が気持ちいい所を優しく強く突く行為にあっという間に限界に上り詰めて足に力が篭った。
「ぁあ…ッ、ん、、あぅ…っ!」
「…っ…く…」
俺が達したと同時に中がうねって玖音のを締め付ける。
中で脈を打つのを感じて放たれた熱を感じて身体が痙攣した。
「ぁ、…熱…っ」
ドク…ッドクン…
長い射精に意識がふわふわする。
…気持ちいい…
「…ぁ…はぁ…」
「…ん…」
目が合って引き合うように唇が重なる。
顎を引き寄せられて舌が絡み合ってゆっくり俺を労わるみたいに再開された優しい揺すぶりに全身どろどろに溶かされる。
…やっとキスしてくれた。
嬉しい…幸せ…気持ちいい…
あれ…、あ、やばい…止まんな…
「…ッん、…んん…ッぁ!」
びゅく…っ
いったばかりの身体に甘いキスは甘く痺れて
キスだけでまた欲を吐き出してしまった。
キスしながらそれに気づいた玖音がふっと笑ってもっと深くて甘いキスをするから何度も達してしまった。
「ぁ、や…っやめ、…ンン!」
「…可愛い」
終わらない波に身体を震わせることしか出来なくて嫌々と首を振る。
唇が離れてキスが終わったと安心したのも束の間。
すりっと頬を寄せて耳元に吐息がかかる。
「…好きだよ和」
息が止まるかと思った。
色っぽい声、呼び捨て…
「…っ…ぁ、…ゃ、…ッや…ぁァ!!」
ゾクゾクっと肌が泡立って一気に上り詰める。
先端から白いものが弾け飛んで腰が揺れる。
…ずるい、こんなの…
「…言葉でイッちゃうなんてほんと可愛い」
「ぁ、あ…ッやだぁ…っ」
「和…」
「っ、それ、やめ…」
名前を呼ばれるだけでじんじんして可笑しくなりそう…
玖音が面白がって何度も呼ぶ度に反応してしまって何度も抱かれた。
桃瀬にされたことを掻き消してくれるような激しくて甘くて蕩けるセックスは朝になっても終わることはなくて訳が分からなくなる程の行為に幸せすぎて涙が出た。
君になら傷つけられてもその傷すら愛おしくなる。
全部全部君に独占されていたいよ…
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