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犬宮side
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前を歩いてる貴子くんにこっそり近づき
ドンッ
少し当たってみる
貴子くんはびっくりした顔をして俺の顔を見て睨みつけてきた
「犬宮…」
名前覚えててくれてるんだー?
意外と真面目ー笑
朝からテンションが高い俺のことを横目で見ながら様子を伺っている貴子くんはまるで…
人馴れしていない野良猫みたいだ
可愛いなぁ…笑
貴子くんはほっといて欲しいみたいだけど俺は嫌だからかまう
そんなこんなしていると勿論周りも騒ぎ出す
【何で犬宮様とあんな不良が…?】
【ありえない…!!】
【何であんなやつと!!??】
【嘘よ!?】
その声は貴子くんにも聞こえたらしく…
とても、不機嫌そうな…それでいて申し訳なさそうな顔をしていた
俺のことを気にかけるなんていい子だなぁ…
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