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死ぬ事にしました。
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「麗くん好きだよ。」
平野さんに抱きつき、嗚咽を漏らす僕に平野さんはさらに愛の言葉を僕に向ける。
抱きついた事で背中の痣も平野さんに丸見えだが、そんな事は全く気にならなかった。平野さんなら、大丈夫だと思った。
僕の涙が止まるまで平野さんは僕の身体をさすり続け、沢山の優しくキスをしてくれた。僕も答えなくてはと、口を開く。
「ずっと、一緒に居てください…」
「勿論、離す気はないよ」
「すきです、凄くっ…平野さんのことが、ぼ、僕、平野さんと一緒に、生きたいですっ…」
「…うん。うん、一緒に生きよう。」
「ずっと、」
「うん、ずっと」
「はい…」
今日一日であまりに沢山の事が起こりすぎて、安心した途端耐えられないほどの眠気が襲ってきた。重すぎる瞼に抵抗する。
「麗くん寝ていいよ。起きたら沢山麗くんの事聴かせてね。おやすみ。」
「ずっと、居てくださ…」
「ずっと一緒だよ」
「は、い…」
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