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過剰摂取-4 Side奏
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「し、ろ…!足、気をつけ、ろ……」
白が割れた皿を見て、驚いた顔をする。
『何があったの?…喧嘩?』
俺が読唇術を使える事を知っている白は口パクで話しかけてきた。
急ぎじゃなければ、普段は全く使わない。
俺も今は喉元が痺れて声もうまく出ないため、同じく口パクで対応した。
『いや、澪の発情期が急に来てな。驚いて落としたらしい……俺も自分用のを使った』
『……発情期、か。まさか襲ったとか言わないよね!?』
『そんな事誰がするか!それ使って、何とか耐えた……だから、動けないんだろ』
『……それ?……この注射器、まさか3本も……?』
床に捨ててある3本の注射器を見て、白の顔がみるみる青ざめる。
『バカ!こんなにキツイものなのに……!蓮を呼ぶから、ソファーに移動して…その手も、我慢するため?』
『そうだ、それほど効かなかったんだ……αを今は入れたくない』
白に頭を小突かれ、かなり怒っていることがわかった。
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