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初めての男-3
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軽くなった身体を捻り外を見ると3人の男た
ちが立っていた。
薄暗くてよく見えるとは言えないが、皆整った顔立ちをしている。
2人はあの男に詰め寄り蹴ったり殴ったりしていて、黒の手袋をつけた一際背の高い男はこちらを見ていた。
「……あの、ありがとう…ございます」
「大丈夫、そうだな…………立てるか?」
体を起こそうとすると両脇に手が入ってきて支えてくれた。
(ぅわ、軽い………)ボソッ
「…えっ?」
「なんでもない……ほら出てこい」
そのまま抱っこされるように外へと出され車の側に立たされる。
何かを呟いていたが聞こえなかった。
「あの、私………えっと…」
「無事ならそれでいい。これが俺たちの仕事だから」
「そうですか……」
目を合わせるとそらされてしまう。
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