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運命の番-2 (Side 翔)
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いい気分のまま帰りたいと思っていたのでイライラしながら見回りをしていると、見つけたのは裏路地から見えた不審なライト。
すぐに消えてしまったライトを不思議に思い裏路地を覗いてみると、ここらへんではあまり見かけない会社のタクシーだった。
仮眠しているのかとも考えたが、この辺は見回りをしているとはいえ一瞬の犯罪である強盗や車上荒らしはまだまだ多い。
そんなところに停めてある車に不信感を抱いた俺は下2人を連れて車の近くへ行くと、不自然に揺れる車体。
フロントを覗くとハンドルに尻を向けた男がいた。
一瞬でこれは強姦だと考えた俺は開かないドアに痺れを切らし、持っていた黒い手袋で手を包み思い切りガラスを叩き割ったのだ。
強化ガラスなのか、渾身の力でもヒビしか入らない。
こんなときだけは役に立つαの馬鹿力で何度も叩きつけると漸く指が通るぐらいの穴が空いた。
そこから穴を広げ、窓を引き抜きドアを開ける。
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