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運命の番-3 (Side 翔)
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中にいたのは黒髪ショートの女に跨がり、俺が殴った窓を素手で抑えていたために手の平がズタズタになった男が喚いていて、下敷きになっている女は口に布を押し込まれていた。
「おい、そこのブタ野郎、出ろ」
苦しそうに目を瞑る綺麗な女を助けたくて男を掴み、女にぶつからないように投げ飛ばす形で外へ放り出す。
側にいた下っ端の2人がすぐに男を抑え、殴り始める。
下っ端でも、元は近くで名を馳せていた悪ガキコンビだ。
少しお遊びが過ぎてボスにボコボコにされ、その後ボスに心酔している二人。
もちろん腕っぷしはそれなりにあって、男がみるみる血まみれになっていく。
俺は女の安否を確かめようと振り返ると口の布を取り少しだけ身体を起こした女………違う、男がいた。
「おい、お前…………っ、大丈夫か……?」
心臓が跳ねた。
女と思った奴はボタンが千切れ、上着の大部分が脱げていてそこから見えたのはあの2つのお山とはかけ離れた真っ平らな胸。
薄らと見える2つの飾りは女でも見たことがないくらいキレイな色と形をしていた。
腰は細く、腹筋は割れていないが柔らかそうな肌がスタイルの良さを強調する。
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