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最後の甘え-2
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恥ずかしいが、嬉しさのほうが勝ってせっかく入れた力がまた抜けてしまう。
「大丈夫だから……今度は逃げるなよ。ベッドに行くだけだから、あそこは冷える」
顔を上げるとさっきまではよく見えなかった奏様のお顔がベッドヘッドのランプに照らされた。
奏様の元を離れたのは経った一日だけだというのに、ひどく懐かしく感じる。
直ぐにそっとベットに降ろされた。
「痛いとことか、気分が悪いとかないか……?」
布団をかけられ、奏様が頬をなでて聞いてきた。
もっと明るくなった顔を見ると、目が美しいピンクとオレンジのグラデーションになっていた。
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