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最後の甘え-4
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このベットは奏様のもので、本来ならば私がいてはいけない場所。
………………これが最後なら、甘えてもいいだろうか?
「………話、聞いてくれるか…………?」
心臓がバクンと跳ねる。
とうとうこの時がきた。
今度こそ、どうやっても逃げ切れない。
腹を括れ、宝生 澪。
仮にも専属ならば、主の言葉を聞き漏らしてはいけない。
奏様の手が頬から離れる。
心地良い温かさが無くなって、寂しい。
ベットに腰掛け、背中を向けられた。
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