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何だあれ?
キラキラ光る物が見えすぐ様生体感知をする。すると、建物の屋上で寝そべり何かを構えた体制の生体が感知できた。
それはまるで狙撃の体制の様であった。その数3人。隣接する建物に1人ずついた。
その直後バンっという狙撃音と悲鳴が会場に鳴り響いた。
アンドレアを確認すると運良くアンドレアには当たっていない様子であった。しかし、それた弾が後ろに待機していた従者の1人に当たったらしい。肩を抑え止血している。
その後も狙撃が続く。
氷雨は急いで魔法防壁をはり弾の軌道上に躍り出た。
「何が起こってる!」
「あそこだ!あそこの建物3つに3人犯人がいる!あんたらは、あそこを当たってくれ!」
「任せろっ」
ソルビルは、希望の光の半数を連れ建物へと向かった。しかし、広場に集まっていた民衆達がパニックになり逃げ惑っていたせいで思うように進めない。
そんな民達に怪我を負わせない為に防壁をはるが、いかんせん数が多い。そして動き回るので集中しないと致命傷を負わせかねない。そんな状況に苛立ちを覚えながらアンドレアを振り返り見るとハンスではない従者に連れられ城の中に入る様子が伺えた。タヌキ国王の姿は勿論なかった。
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