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「んっ…?」
いつの間に寝ていたのか目がさめるとベットの上にいた。飲んでいた所までしか記憶がなく、どうやってベットに辿り着いたのか思い出せない。
まだ夜なのか部屋の中は暗く視界がはっきりしない。背中に何か当たっている感触がし振り返ると優人の寝顔が目の前にあった。
「うわっ」
ついびっくりして声を出してしまう。
何でこいつが一緒に寝てるんだ?わざわざ部屋まで運んでくれたのか?
整った優人の寝顔を直視しながら一生懸命状況把握に努める。
ってか動きづらいと思ったらこいつ、俺の事抱きしめてたのか…
優人の腕が氷雨の腰に回りホールドされている。腕をどかそうとするが寝ている人の体は重い。寝起きの氷雨の力では退けられそうになかった。
すると寝心地が悪くなったのか、優人が身動ぎし始める。
「ひっ!」
動向を見守っていた氷雨であったが、浴衣の合わせ目から手が入り込み直接素肌に触れられ驚く。
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