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「それより、これから部屋割りを発表致します」
はーいと佐沼とハンナが返事をし雲筋の言葉に耳をすます。
「まず那智とハンナさん、アシュビさんと佐沼、ソルビルさんと優人さん、そして氷雨さんと私の部屋割りになります」
「ちょっと待って下さい」
優人が待ったをかけた。
「どうしました、優人さん?」
「何で克雄さんと氷雨が同じ部屋なんだ?」
「今回は私達とグループですから特に問題ないかと思いますが?」
「俺もウンスジと一緒はやだ」
「えっ!?どうしてですかっ氷雨さん!?」
それまで怖いくらいにこにこと優人に向けていた笑顔が氷雨の一言で一瞬で崩れる。
「何でって…お前ぜってー変な事するだろ…ゆっくり寝てらんねーよ」
「じゃー俺と氷雨が一緒でソルビル団長と克雄さんが一緒でいんじゃないか?」
「それはダメです」
「何でですか?」
「優人さんも氷雨さんに何もしないと言う保証がないからです」
何か面倒くさい展開になってきたな…さっきあんな事があったばっかだし今は2人とも同じ部屋になりたくないんだけどな…
「がっはっはっはっはっ、氷雨くんはモテモテだなー」
「克雄さんも、副団長もその位にしとこーぜ。ここは、公平にじゃんけんで決めればいんじゃないか?」
「仕方ないですね…このまま口論していても埒があかないですし…」
「一回勝負で良いですよね?」
「何か楽しそう〜僕も参加しま〜す」
「私もー!」
じゃんけんと聞きつけ佐沼とハンナが参戦してきた。4人で氷雨との相部屋を手に入れる事が出来るか勝負する。
「「「「じゃんけん、ポン」」」」
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