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それはたぶん、とても居心地がよかったから。ナツキの優しさに包まれていたから。神聖なものの中にいるようで、ナツキとどうこうするという考えが浮かばなかった。
でも、ナツキは我慢していたようで。
俺を抱きしめると、唇に噛み付いてきた。少し乱暴に。空いた左手で俺の下半身を撫でてくる。熱が上がってくるのが分かる。パンツを脱がされると、ナツキはもう俺の物を掴んできた。
「ゆうと、やっぱり僕、ゆうとより汚いや」
「汚い?そんな綺麗な顔をしているのに?」
「外見じゃなくて、中身だよ。ずっと抱きたくてならなかったし。でも、ゆうとはまだ家を出たばかりだったから、手を出せなくて。少なからずショックを受けてるだろうから……」
ああ、そうか。気を遣わせてしまったらしい。
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