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「奏多くんさえ良ければ毎日良ければ見に行ってくれないかな?本当は親である僕が面倒を見るべきなんだけどね仕事が忙しくて行く時間が無くてねこんなお願い出来るの奏多くんぐらいしかいなくてね。家は昔と一緒で隣だからさ」
愛斗さんは恥ずかしそうに頭を掻きながら頭を下げてきた
「全然いいですけど僕でいいんですか?会うのもめっちゃくちゃ久しぶりなのに」
「いやいや奏多くんにしか出来ないよ。あの子こっちに帰ってくるまであっちで友達作らないし仲良くなろうともしないで口を開けたと思えばかなに会いたいしか言わなくてね」
「そうなんですか?けどなんか嬉しいです。離れてても俺の事を覚えててくれて」
ずっと覚えてくれてたことに少し照れてそう答えると
「昔からベッタリだったからね皐月奏多くん限定に」
「そうでしたね。他の子と全然遊ばなくてずっと俺の後ろにくっついてましたからね」
昔のことを思い出しながら話をしていると愛斗さんの手が僕の頭を撫でながら俺の事をよく見て
「本当に大きくなったね。男の子の成長は早いな」
「何言ってるんですか最後にあったのだいぶ前だから成長してなかったらだいぶやばいですよ」
「それもそうだね」
昔話で盛り上がっているとふと時計が目に入りだいぶ時間が過ぎてるのに気づいた
「ごめんねだいぶ時間を取らせてしまったねまた今度3人でご飯でも食べに行こあとこれ最後に」
愛斗さんはそう言うと何かの鍵を渡してきた多分さっちゃんの家の鍵だろ
「え、これいいんですか?」
「持ってた方が便利だと思うからきっと皐月も奏多くんが持ってる方が安心すると思うし」
「そうですかね?ありがとうございます。それじゃ俺、そろそろ戻りますね」
「分かった。それじゃまた今度ね」
その言葉を聞くと愛斗さんは会釈をして貰った鍵を握りしめながら走って教室に向かった
「遅れてすいません」
そういい教室に控えめに入ると何故かめっちゃくちゃ空気が重く気のせいかもしれないが皆の顔が青い気がする先生は大丈夫だと言うと授業に戻った
「かな帰ろ起きて」
誰かに体を揺さぶられ目を開けると空は青色からオレンジに変わっていてオレンジの光が教室に入ってきて夕方だということに気づいた
「あれぇおれぇいつのまぁーにかぁ寝てた?」
寝ぼけていて頭が回らないなか間延びな感じできっちゃんに問いかける
「そうだよ皆起こすの可哀想って言って起こさなかったんだけどもう授業も終わって放課後だからそろそろ起こさないとと思ってねほら帰ろ」
そういいきっちゃんは俺を椅子から起き上がらし てくれたので帰る支度をして靴箱に向かいそのままたわいのない話をしながら家に帰った
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