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sideアサ: お久しぶりです、お2人さん 1
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「おーい!こっちだぞ!」
「おーい!!」
「あ、お久しぶりですっ!」
待ち合わせ場所の森の中
聞こえてきた懐かしい声に大きく手を振った
「アサ、元気そうだな。」
「アーサー!」
「わっ、みかんさん、」
ガバッ!と小麦色の大きな体が抱きついてくる
「折角フレンドなったのに全然連絡してこんから心配したわ!まぁ俺らもやけど…元気そうで良かった!!」
「クスクスっ、お2人も元気そうで良かったです。」
また生きて会えてることが、凄く嬉しい
「それで?俺たちに話って何なんだ?」
「そうや、何か話あるんやろ?どーしたん。」
「あ、それはーーー わっ、」
グイッ!
「お前らがりんごとみかん?」
後ろから強い力で引き寄せられて、前みたいに同じ身長…キョウちゃんへもたれかかった
「? そうだが…」
「ん、誰やあんたら?」
「……おい、本当に信じていいのかよ。こいつら見るからにアホそうじゃん。」
「…………あぁ?」
(あ、)
慌てて前を見ると、ピキピキ青筋を立ててるみかんさんがいて
「何やこのちんちくりん。アサ離せや。」
「ちっ!? てめぇこそなんだその馬鹿そうな名前は。この世界に頭やられたか?」
「…んだと……?」
(ぁ、あーこれは!)
「ちょっと、ちょっと待って2人ともっ!あのですね、えぇっとーーー」
「アサは黙っててや。」「お前チカんとこ行ってろ。」
「へ? ちょ、ぅわっ、」
パッとキョウちゃんから押されて、チカのところに倒れこむ
「おいちんちくりん。お前何で顔綺麗やのにそんな口悪りぃんや。人生損してんぜ?ちょっとは可愛く物言ってみたらどうや。ん?」
「てめぇこそ何だその中途半端な関西弁は。まじもんの奴らに笑われんぞ。もっとマシに喋れねぇのか?ほら。」
「ほぉ…?」
(あれっ?もしかしてキョウちゃんとみかんさんって相性悪い…?)
え、嘘しまった、まずい!?
「……アサ悪いな。あんたも。」
「ぁ、りんごさん…」
ため息をつきながらりんごさんが歩いてきた
「あいつどうも喧嘩っ早くてな……すまん。」
「いや、こっちも同じで…すいません。」
「そっか。お互い大変だなぁ。」
「取り敢えずこっちだけで話進めとこうぜ。」と3人で腰を下ろした
「俺の名前はりんごだ。名前の理由はおいおい話すわ。」
「初めまして、チカです。アサと同じギルドに所属しています。」
「ん?ギルド…ってことは、アサ、お前やっといいとこ見つけれたのか!」
「良かったなぁ!」と髪をグシャッと撫でられる
「はいっ!それについてもまたお話ししますね。
で、本題なんですが……」
チラリとチカと目が合う
「僕たちと一緒に、レベル95と99のIDへ行って欲しいんです。」
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