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「っしゃー!来たなレベル95のID!!」
パーティーを組んで早5日
今、僕たちはレベルを95のID前にいる
「いや、まさかこんな短期間で適正まで持ってけるとは思ってなかったわ。」
りんごさんとみかんさんはレベル95ピッタリ
僕たちもりんごさんたちのレベリングを手伝いながら貰える経験値で更にレベルがあがり、現在97だ
「俺たちにとっても初めての場所だからな、気ぃ抜くなよ。」
「うんっ、ここもTMと変わらないといいけど…」
「取り敢えず慎重に進んでくか。」
「せやな。」
ピリッとした緊張感の中、頭の中で4年前の記憶を呼び戻しながらゆっくりと中へ潜っていったーーー
「「「乾杯っ!!」」」
太陽がサンサンに照っているお昼12時から、みんなでグラスをぶつけ合う
「いやぁ行けるもんやなぁー楽勝楽勝!」
「何日か潜るかと思ってたが、まさか1日で10周回りきるとはな。」
「思った以上にサクサク進みましたね。」
今まで3人で進んでた分、やっぱり2人増えることはとても大きくて
(びっくりするくらいあっさりクリアしちゃった………)
ギミックもTMの世界とほぼ一緒
その場で教えることを2人はすぐに飲み込み、指示通りに動いてくれた
(PSもあるし、適応力もあるし、もうプレイヤーとして何も言うことないんじゃ…)
夜通しIDに籠りっぱなしで、出て来た瞬間打ち上げが始まって
「これ、このままの勢いで99も簡単なんじゃね!?」
「調子のんなみかん。次は95より難しいから作戦立てねぇと無理だ。TAだし。」
「へーへー分かりましたよキョウさぁーん。
アサは何書いとんの?攻略本?」
「ですっ。さっきのこと忘れないように、今のうちに…」
「もう出来そうか?」
「はい、もうちょっと………うんっ、出来た!
チカから読んでもらっていい?」
「勿論。」
「それ次俺に貸せ。」
書きあがった下書きが、どんどんメンバーの手に渡りフィードバックを基にして書き直してしていって……
「ん。完璧なんじゃね?」
「これならどの職からも分かりやすいだろうな。」
「ありがとうっ!」
完成した本を、早速仲介売り場と商店に登録した
「じゃ、いよいよ次の99なんだが……もう全員レベル99だし、上げれるとこまでは上げきったな。」
レベル99から100になるには、99のIDをクリアしなければならない
99のIDを突破しなければ、どんなに敵を倒してもレベルは99のまま…経験値が入ってこない仕組みだ
「作戦とか練りてぇから、行くのは明後日。
今日はこの後は解散してまた明日集まるぞ。いいな?」
「「「「了解!」」」」
「じゃ、引き続き食うぞ!」と、またわいわい食事を楽しんだ
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