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病院
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目を開けると真っ白い天井があり腕には点滴が繋がれていた
辺りを見回してやっとここが病院だと言うことに気が付いた
病室の壁掛けには時計があって時刻をみたら朝の8時だということに気づいた
ちょうど通りかかった看護師が俺が目を覚ましたことに気づき、医者を呼びに行った
10分もしないうちに医者と看護師ともう一人男の人が病室に入ってきた
「初めまして、ここは病院で私は君の担当医の井野原 心夜(いのはら しんや)といいます。よろしくね。君の名前教えてくれないかな?」
先生は優しく問いかけた
その問いに答えるように返事を返した
「・・・侑、濃野 侑・・・です」
「侑君ね、よし覚えた
後で、いろいろ聞きたいんだけどいいかな?」
「はい、わかりました
あと、そちらの方は・・・?」
「覚えてない?
侑君のことをここまで連れてきてくれた人だよ。
じゃあ、本人から自己紹介してもらうね」
先生から男の人に会話がいった
「俺は伊井田 雅哉です。
侑君のことをここまで連れてきたんだよ。
ついでにここで働いてるだぞ。
理学療法士っていうリハビリ専門の方の仕事してるんだ。」
「自己紹介も終わったことだし話を進めますね?」
先生が話始めた
俺は静かに聞いていた
「侑君、確認したいことがあるんだけどいい?」
「はい、なんでしょうか?」
「両足と右腕、動かせる?」
今、気づいた
両足と右腕がすごいくらい腫れ上がってる
薬のおかげで痛みはなかったが、動かせない
起き上がることもできない
「・・・動かそうとしても、まったく動いてくれない」
「そっか、・・・落ち着いて聞いてね
侑君の両足と右腕は前みたいには動かない」
「・・・・・そうですか」
「驚かないの?」
「なんとなく思ってましたから」
「何があったか、夕方教えてくれないかな?
これからの治療のことも話したいからね」
「わかりました」
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