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衝撃
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昼食
急いで食べなきゃ
早くしなきゃ
と、思ってる時に病室に伊井田さんが入ってきた
入れ替わるように岡田さんが俺の体を支えてくれた
少しすると伊井田さんに急いで食べなくてもいいと言われた
そんなに態度で表れていたのかと思った
無意識だった
その後は、伊井田さんのおかげでゆっくりと昼食を食べた
「伊井田さん、ありがとうございます」
食べ終わった後少ししてから俺をベッドに横にしてくれた
少し間はあったが伊井田さんが話し始めた
「侑君、質問というか聞きたいことがあるんだけどいいかな?」
「はい」
俺は頷くように返事をした
「侑君のご両親はどちらにいらっしゃるの?」
「わからない。家から追い出されたから」
「どうして追い出されたか聞いていい?」
「俺が同性愛者だから」
伊井田さんは驚いていたが
なぜかこのとき伊井田さんになら何でも話せると思い今まであったことをすべて話した
このケガは仁によって負わされたもので仁の元から逃げてきたことも話した
話し終えて伊井田さんの表情をみたら俺より切ない顔をしていた
伊井田さんは涙をこらえ、予想外の言葉を発した
「まだ先になるけど、退院したら家に来ないか?
行く場所がなければとりあえず・・・」
俺は驚いて
「えっ?!」
と、しか言えなかった
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