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涙のワケ #雅哉side
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「うっ、......くっ 雅哉、ごめんなさい!!」
いきなり泣きながら謝られた
「ど、どうした?!
なんで、そんなに泣くんだよ・・・
泣かなくてもいいだろ」
俺は侑の頭を撫でまわす
何度も「大丈夫、大丈夫だから」と言って安心させた
それから侑が泣き止み理由を聞いた
「だって、退院したら雅哉と暮らすことになるのに俺が動けないと雅哉に迷惑かかるし・・・
さっきみたいなことがあると俺の側にずっといなきゃいけないだろ?
仕事だって行けなくなる・・・・・」
「・・・ふぅ~、それくらいで泣いたのか?」
「だって、まさ「俺は、侑の事が好きで一緒にいるんだぞ」
侑は自分のせいで俺に迷惑がかかると思ってる
「侑、ちゃんと聞けよ?
俺は好きな人といることが一番の幸せだと思う。
・・・でもな、侑がそんなに悩んでばかりいると俺は幸せになれない
侑も同じはずだ
何かで困ったら、その時は2人で悩めばいいし考えればいい。」
侑に微笑みかけた
「そんなんじゃ雅哉が大変じゃんっ!!」
「大変かもしれないな、
けど、さっきみたいにならないようにすればいいだけだろ。」
「・・・どうするの?」
「俺がいないときは、介護の人に頼んできてもらうとか・・・
そういえば、俺の友達に介護士 いたわ!!
退院したらそいつに頼むから大丈夫っ
小学校から高校までの付き合いだったし、信頼できる」
「・・・わかった、お願いします・・・・・」
まだ、納得していないような顔をしていた
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