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なんで出来ないの・・・
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リハビリの時間になり雅哉が迎えに来た
あの時は寝返りできたのにあれから一度もできなかった
それが悔しくて、悲しくて、必死にやった
だけど一度もできずに今日のリハビリが終わった
そして日に日に時は過ぎて行った
焦りも日に日に増していく
自分で思うように体が動かせないのに腹がたつ
リハビリが終わって部屋に戻るといつも
俺、あんなに頑張ってるのになんで・・・!!
って思ってたらいつの間にか涙があふれていた
しかも、雅哉の目の前で
でも、雅哉は何も言わず俺を抱きかかえて抱きしめてくれた
「・・・うっ、な・・・んで、いつ・・・も がん・・・ばってる・・のに・・・・
できなっ・・・い、・・・・くっ・・・・・・やしい・・・・!!!」
雅哉の腕の中で泣きながら今の気持ちを伝えた
「侑、大丈夫 大丈夫だからなっ
泣くなって、男だろ なっ?
でも、あんだけ頑張ってるのにできないと辛いよな?
ごめんな、気持ち分かってやれなくて・・・
だからこそ、あきらめんなよ?!
絶対できるようになるからなっ!!」
「うっ・・・・ん」
泣きながら返事をした
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