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助けて!!!
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俺が入院してから3か月が経とうとしていたある日、起こってはいけない事が起こった
午前は10時からリハビリで1時間だけだった
終わって11時には病室に戻り雅哉は次の仕事があるからすぐ行ってしまった
それから少しボーっとしてたら部屋扉をノックされた
「はい、どうぞ」と言って扉が開いた
そこには仁(じん)がいた
ヤバい!!!
一瞬で感じ逃げようとしても体はなかなか動いてくれなかった
何としても逃げなきゃって思って寝返りをしてベッドから落ちた
必死に助けを求めようとしても恐怖のあまり声が出ない
一歩、一歩仁が俺に近づいてくる
不自由な体ではすぐに追いつかれてしまう
仁は俺の目の前にしゃがみ込み言った
「侑、お前何してんだ?こんなとこで
俺はお前に「大人しくしてろ」って言ったよな?!」
仁の表情には怒りしかない
襟元とつかまれ
さらに
「お前、本当は歩けるんだろ?
あ゛ぁん?いい加減にすれよ!
俺がどんだけお前の事探したと思ってんだよ?!
帰るぞっ!!!」
仁に引きずられて行くが唯一動く左腕で抵抗にもならない抵抗をして言った
「・・・お、俺は もう仁のとこには行かない!!
仁と違って俺の事、わかってくれる人がいる!!!!
新しい恋人もできた!
お前とはもう付き合えない!!!!!」
「なんつった?!
もう一回言ってみろ、新しい恋人だぁ~?
ふざけんな、お前は俺だけ見てればいいんだよ!!!」
引きずられ廊下に近づいて行く
「やめろっ、離せよっ!!!」
俺の言ってることを無視し少しずつ廊下に近づく
助けてっ!!!
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