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散歩
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そんなこんなで時間は過ぎ、昼には雅哉がチャーハンを作ってくれた
それがめちゃくちゃ美味かった
ずっと家にいたから
「外、散歩行くか?」
って聞かれて
「行くっ!」
って言った
ここに来るのは2度目だけど家の周りに何があるか知らなかった
温かい服装で外に出ると季節が冬と言うこともあって殺風景だった
家を出て10分くらいのところで広場に着いた
そこには噴水があって鳥が飛んでいた
その光景に感動した
「雅哉、ありがとう
ここの場所、俺のお気に入りになっちゃった」
「そうか、良かったな
また、来ような」
その時遠くから声が聞こえた
「侑、侑だろ?!
久しぶり」
声のする方に目をやると高校の時の友達がいた
俺も声を出した
「海史じゃん、久しぶり!!」
「てか、どうしたんだよ?
階段から落ちたか?」
「違うっ!!
お前こそ彼女できたんだな」
海史と腕を組みながら歩み寄って来る
「初めまして、本田 夢(ほんだ ゆめ)と言います。」
丁寧にあいさつされた
「俺は、濃野 侑と言います。
海史とは高校の時に知り合ったんだ」
俺も丁寧に返した
「あと、この人は俺の恋人で
伊井田 雅哉って言うんだ」
「初めまして、伊井田 雅哉です」
雅哉が頭を下げあいさつをした
夢さんはビックリしてた
まぁ当たり前だよね
いきなり男が男を恋人って言うんだからね
「夢さん、驚きましたよね・・・
海史には高校の時に言ってたんで・・・
同性愛者なんですよ」
俺は夢さんに微笑みかけた
「驚きましたけど、
私は、相手が男性でも女性でも互いに愛し合える恋愛で幸せであればいいと思いますよ」
「さすが、俺の夢!!」
バカップルだと思った
口に出して言えないけど
その時、雅哉が話しかけた
「侑、寒いから2人を家に案内しよ
それなら、たくさんお話できるぞ」
「いいの?」
「いいぞ」
「ありがとう」
そうして2人を家に招いた
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