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パーティー
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にぎやかな声が聞こえ
目が覚めると寝室のベッドで横になっていた
あのまま寝てしまったんだろう
雅哉が運んでくれたんだろう
丁寧に背中にクッションが当てられていた
雅哉が寝室の扉を開けて俺を起こしに来てくれたと思ったら全然知らない人だった
目があった
「あ、起きてんじゃんっ!」
「・・・誰ですか?」
「ん~、俺はね~、誰だろうね~」
そんなことを言われてからかわれた
俺が動くとその人は焦ったみたいで
「ちょっと待て、雅哉か蒼 呼んでくるから」
と言って部屋を出て行った
すぐに雅哉が来てくれた
しかもさっきの人も一緒に・・・
「お前は何をやってるんだよ」
雅哉に軽く怒られながら
「侑、起きたなら呼べよ
皆、集まってるぞ」
「iPhone、取ろうとして向き変えようとしてもできなかった・・・」
「そっか」
そう言って俺を抱え上げてリビングに行った
そこにはさっきの人も含めて知らない人が5人いた
雅哉の友達だけど
一人ひとり自己紹介をしてくれた
海史と夢ちゃんも大人の輪に溶け込んでいた
夢ちゃんは看護師の舞さんと仲良く話していた
そしてさっきの人は慎二と言うらしい
高校の時からいたずら好きらしい
人の嫌がることとかを生きがいにしてるらしい
俺は雅哉に降ろされ蒼さんに渡された
蒼さんは俺が倒れないように支えてくれた
俺の目に入ったのは俺たちと同じ同性愛者がいたこと
しかも目の前に!!
光希さんと和真さんは普通にみんなの前なのに堂々としていた
しかも光希さんから和真さんにキスをしていた
見かねた雅哉が
「ここ、俺ん家!
場所 考えてくれよ
あとで、客間使っていいからやめろっ」
って普通に言ってた
ってことは、ここに居るみんな知ってるって事!?
蒼さんは
「あの2人はみんなにカミングアウトしてるから
ついでに、侑君が起きる前に雅哉が侑君と付き合ってること言ってたよ」
って耳元で囁いた
驚くことしかできなかった
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